11/12(月)「大学の情報化に関するFD」の実施について
2012年10月25日
「大学の情報化に関するFD(音声認識技術,テキストマイニング, 自然言語処理,AI研究等の最新動向)」の実施について
日頃から総合情報センターの活動にご協力いただき,ありがとうございます.
スマートフォンの普及により,音声認識技術を利用したインターフェイスが注目されています.
音声認識処理速度の高速化だけでなく,ビッグデータとよばれる貴重な情報資源活用の技術の進歩がその背景にあります.
本FDでは,質問応答(QA)システム「Watson(以下、ワトソン)」の開発を事例を通して,音声認識技術,テキストマイニング,自然言語処理,AI研究の最新動向を知ることを目的としております.
ご多用中とは存じますが,多数の教職員の皆様のご出席をお待ちしております.どうぞよろしくお願いいたします.
記
日時 平成24年11月12日(月)16:20-17:50
場所 工学部林町キャンパス4301教室(高松市林町2217-20)(ただし,遠隔会議システムを用いて,幸町422教室でも同時刻に聴講可能)
内容
1.開会挨拶
2.講演タイトル:Watson (クイズ王に勝ったスーパーコンピュータ)
- クイズ番組への挑戦と今後の展望 -
講師:金山 博氏(かなやま ひろし)(日本アイ・ビー・エム株式会社)
3.質疑応答
4.閉会挨拶
概要:
2011年2月,IBM の質問応答システムWatsonが、米国のクイズ番組で人間のチャンピオンと対戦し,勝利を収めました.
その模様を紹介するとともに,その内部の自然言語処理技術の面白さ,基礎研究部門の挑戦の意義,そして今後の実用化に向けた研究の動向などについてお話しします.
講師略歴:
金山 博(かなやま ひろし)
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 リサーチ・スタッフ・メンバー.2000年入社以降,構文解析,意味解析などの自然言語処理の基礎技術,および翻訳,評判分析,文書校正,質問応答などへの応用に関する研究に従事している.
博士(情報理工学).